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おぼろ昆布とは 酢などで柔らかくした昆布を、包丁で表面に沿ってそぐように削ったもの。出来上がった昆布が濃淡の黒色で、ちょうど「おぼろ雲」によく似た格好だったことから、「おぼろ昆布」の名前が付いたと言われています。
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とろろ昆布とは
昆布を平らに積み重ね圧縮し、断面に沿って細かく削ったもの。碗に浮かべると「とろり」と溶けていくことから「とろろ昆布」の名前が付いたと言われています。 |
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おぼろ昆布ができるまで |
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とろろ昆布ができるまで |
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1.つけ込み りんご酢を水でうすめたものに昆布をつけこみます。天候や湿度によりつけ込む時間も変わります。
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1.つけ込み・漬けまえ
(一晩置く) |
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2.砂取り
(機械に入れて3分間) |
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3.玉つみ
1玉60kgのブロックを作ります。 (所要時間:約120分) |
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4.圧縮
約170kgの圧をかけて圧縮。 (所要時間 :約60分) |

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5.圧縮したブロックを削る
3日後以降、昆布の側面を削り取ります。 |
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2.巻き舞い つけ込みした昆布を一晩置いてから昆布を平らにのばす作業に入ります。
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3.耳裁ち 巻き舞いした昆布をさらに一晩置いてから両側の耳を切り落とし、昆布の厚みのあるところだけを使用します。
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4.砂取り 固定した包丁(専用の物)のうえを、昆布を左右に動かし表面の砂やゴミをとり ます。
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5.たわしがけ 準備段階の仕上げにたわしをかけて表面を研きます。
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6.手挽き 職人が1本1本手作業で挽いていきます。
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独自の味付けをした手引きでないと出来ない極薄。 まるで金箔のような「おぼろ昆布」の完成です。
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独自の味付けをした繊細な糸の固まりのような無添加「とろろ昆布」の完成です。
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